百々玉翁(読み)どど ぎょくおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「百々玉翁」の解説

百々玉翁 どど-ぎょくおう

?-1841* 江戸時代後期の蒔絵(まきえ)師。
百々玉泉の孫。百々玉善の子。京都の人。仙洞(せんとう)御所,加賀前田家,肥前鍋島(なべしま)家の調度に蒔絵をほどこした。のち江戸に出,将軍家より裏葵(あおい)紋付きの衣服をあたえられたという。天保(てんぽう)11年12月19日死去。通称は新蔵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android