百万町歩開墾計画(読み)ひゃくまんちょうぶかいこんけいかく

旺文社日本史事典 三訂版 「百万町歩開墾計画」の解説

百万町歩開墾計画
ひゃくまんちょうぶかいこんけいかく

722年,口分田不足を補うため政府の企てた開墾計画
食糧官給・農具貸与で,百姓を1人10日間ずつ使役して良田百万町歩を開墾しようとしたが,施行実態は不明。翌年三世一身法が施行された。軍糧確保のため陸奥地方だけを対象とする施策であったとする説もある。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android