百井戸村(読み)ひやくいどむら

日本歴史地名大系 「百井戸村」の解説

百井戸村
ひやくいどむら

[現在地名]藤代町清水乙しみずおつ

酒詰さかづめ村の東南に所在。相馬二万石の一部で、寛永初期に相州平沢村から移住した平沢惣左衛門が開拓した(北相馬郡志)。「寛文朱印留」には下総佐倉藩領として村名がみえ、寛政二年(一七九〇)の地頭性名村高控帳(国立史料館蔵飯田家文書)によれば下総高岡藩領一〇七石、旗本間部氏知行地八七・五七七石のほか惣左衛門除地一石、平右衛門除地一石があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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