百獣の王(読み)ヒャクジュウノオウ

デジタル大辞泉 「百獣の王」の意味・読み・例文・類語

ひゃくじゅう‐の‐おう〔ヒヤクジウ‐ワウ〕【百獣の王】

すべてのけものの中で最強のもの。ライオンをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百獣の王」の意味・読み・例文・類語

ひゃくじゅう【百獣】 の 王(おう)

百獣うち最強で、他に匹敵するもののないもの。獅子をいう。ライオン。
※今弁慶(1891)〈江見水蔭一一「百獣の王とて今少しく強かるべきに」 〔侯鯖録‐巻八〕

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世界大百科事典(旧版)内の百獣の王の言及

【ライオン】より

…シシ(獅子)の別名をもち,〈百獣の王〉と呼ばれ,ネコ科ではトラと並ぶ強大な食肉類(イラスト)。かつてはバルカン半島,アラビア半島からインド中部までと,アフリカの大部分に分布したが,人間との競合で分布をしだいに狭め,前100年ころにはギリシアで滅び,1858年にアフリカのケープ,65年ナタール,91年アルジェリア,1920年ころモロッコやイラク,30年ころにはイランから姿を消し,現在ではアジアではインド北西部カティアーワール半島のギル森林に一亜種インドライオンP.l.persicaが180頭ほど生息するにすぎない。…

※「百獣の王」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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