百舌科(読み)もずか

精選版 日本国語大辞典 「百舌科」の意味・読み・例文・類語

もず‐か‥クヮ【百舌科】

  1. 〘 名詞 〙 鳥類の一科名。主として旧世界に約七〇種がある。すべて鉤状に下曲した鋭い上嘴(じょうし)と鋭い爪を有し、森林または疎林および田園村落にすみ、大形昆虫、小形の両生爬虫類、小形の鳥獣類を主食とする。このうち、アフリカ特産の五十数種と熱帯から温帯北部にかけて分布する二十数種とは、分類学上異なるとする学者もある。日本にはこの後者に属する種が五種分布し、三種が繁殖している。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android