百銭(読み)ひゃくぜに

精選版 日本国語大辞典 「百銭」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐ぜに【百銭】

〘名〙 銭百文をぜにさしにさしたもの。実際は九十六文で、百文に通用した。
浮世草子好色一代男(1682)七「其後手元にありし百銭(ゼニ)をぬきて、心覚に目の子算用」

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普及版 字通 「百銭」の読み・字形・画数・意味

【百銭】ひやくせん

かのかね。宋・軾〔王子直秀才(原)に贈る〕詩 里、雲山、一破裘 杖端に閑(しづ)かに百錢を挂(か)けて游ぶ

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