皇室自律主義(読み)こうしつじりつしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の皇室自律主義の言及

【皇室】より

… 大日本帝国憲法時代には,天皇を家長とする〈家〉が皇室と呼ばれた。その際,皇室に関することがらは国務から区別され,それに対して帝国議会が関与することは許されなかった(皇室自律主義)。皇室事務のいっさいは天皇の総攬(そうらん)するところであり,皇室大権として位置づけられ,宮内大臣がこれを輔弼(ほひつ)した。…

※「皇室自律主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」