盃山(読み)さかずきやま

日本歴史地名大系 「盃山」の解説

盃山
さかずきやま

山形市街東方にあり、標高二五六・一メートル。南山麓を流れる馬見まみさき川との比高は一〇〇メートル。珪長斑岩からなる新三紀中新世の海底火山の岩体からできており、山体がいくつかの尾根に分れ斜面が急である。山容全体が盃を伏せた形に似ていることから山名となったといわれる。鎌倉かまくら山の別称がある。眺望に優れ、西方・南方の市街地を眼下におさめることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android