日暈(読み)ヒガサ

デジタル大辞泉 「日暈」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がさ【日×暈】

太陽にできるかさ

にち‐うん【日×暈】

太陽を光源としてその周囲に生じる光の輪。太陽のかさ。ひがさ。

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精選版 日本国語大辞典 「日暈」の意味・読み・例文・類語

ひ‐がさ【日暈】

  1. 〘 名詞 〙 太陽のまわりにできるやや赤みがかった白色の光の環。巻層雲氷片に光が反射しておこる現象。ひのかさ。にちうん。
    1. [初出の実例]「環の如き光を現はしたるを日暈(ヒガサ)と唱へ来れり」(出典:天変地異(1868)〈小幡篤次郎九日同時に出でたる事)

にち‐うん【日暈】

  1. 〘 名詞 〙 太陽の周囲に現われる視半径二二度の輪。巻層雲が太陽をおおったとき、光がその氷片によって屈折されるために起こる。ひがさ。〔晉書‐天文志・中〕

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普及版 字通 「日暈」の読み・字形・画数・意味

【日暈】にちうん

ひがさ。〔晋書、天文志中〕(十)日旁に氣り。員(まる)くして(しうさふ)し、赤く外きを、名づけて暈と爲す。日暈なるは、軍營の象なり。

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