目を使う(読み)めをつかう

精選版 日本国語大辞典 「目を使う」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 使(つか)

① 目で相手に知らせる。目で合図する。
今昔(1120頃か)二三「其の時に、成村、彼の尻蹴(くゑ)よと云たる相撲に急ぎ目を態(つかひ)たりければ」
② よく目を開いて見る。注意を払って見る。
曾我物語(南北朝頃)八「しのびていらば、音はたたじ、入共しらじ、さす腕(かひな)、袖の返しにめをつかひ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android