目を抜く(読み)メヲヌク

デジタル大辞泉 「目を抜く」の意味・読み・例文・類語

・く

人の目をごまかす。まんまとだます。
「客を焼いたりめたり―・いたり」〈浮・禁短気・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目を抜く」の意味・読み・例文・類語

め【目】 を 抜(ぬ)

人の目をごまかす。まんまとだます。
新猿楽記(1061‐65頃)「以言誑他心、以謀抜人目、一物也」
※虎明本狂言・末広がり(室町末‐近世初)「やすひ物をたかふうり、そでなひ物を、そじゃといふてうるを、都のことばに、目をぬくと申よ」

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