目長(読み)メナガ

デジタル大辞泉 「目長」の意味・読み・例文・類語

め‐なが【目長/目永】

[名・形動ナリ]長い目で見ること。また、そのさま。
「万事不調法者でござるに依って御―に遣はせられて下されい」〈虎寛狂・縄綯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「目長」の意味・読み・例文・類語

め‐なが【目長】

〘名〙 (形動) 現状だけで良い悪いを判断せず、長い期間にわたった場合のことを考えて判断すること。ながい目でみるさま。
※虎寛本狂言・縄綯(室町末‐近世初)「万事つつと不調法者で御ざる程に、御目永に遣はせられて被下い」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android