直接証拠(読み)チョクセツショウコ

デジタル大辞泉 「直接証拠」の意味・読み・例文・類語

ちょくせつ‐しょうこ【直接証拠】

訴訟上、法律効果発生に必要な事実存否を直接に証明する証拠。犯罪の目撃者証人など。→間接証拠

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直接証拠」の意味・読み・例文・類語

ちょくせつ‐しょうこ【直接証拠】

〘名〙 証明を必要としている事実を直接に証明する証拠。たとえば、契約成立を証明する契約証書、殺人の現場目撃者である証人など。
天城越え(1959)〈松本清張〉二「直接証拠にとぼしいため、検挙したる被疑者が無罪となった実例である」

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世界大百科事典(旧版)内の直接証拠の言及

【証拠】より

…これを非供述証拠という。(2)要証事実を直接に証明する証拠を直接証拠といい,それ以外の証拠を間接証拠という。間接証拠によって証明された事実(いわゆる間接事実)は,要証事実を推認する根拠となる。…

※「直接証拠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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