直目(読み)タダメ

デジタル大辞泉 「直目」の意味・読み・例文・類語

ただ‐め【直目】

直接に見ること。まのあたりに見ること。
「語り継ぐからにもここだ恋しきを―に見けむ古壮士いにしへをとこ」〈・一八〇三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直目」の意味・読み・例文・類語

ただ‐め【直目】

〘名〙 直接に向かって見ること。実際にまのあたりに見ること。目前
万葉(8C後)九・一七九二「吾が恋ふる児を 玉釧(たまくしろ) 手に取り持ちて まそ鏡(かがみ) 直目(ただめ)に見ねば」

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