直角プリズム(読み)チョッカクプリズム(英語表記)rectangular prism

デジタル大辞泉 「直角プリズム」の意味・読み・例文・類語

ちょっかく‐プリズム〔チヨクカク‐〕【直角プリズム】

全反射プリズムの一。頂角直角二等辺三角形プリズム。光の方向を90度または180度変える。

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精選版 日本国語大辞典 「直角プリズム」の意味・読み・例文・類語

ちょっかく‐プリズム チョクカク‥【直角プリズム】

〘名〙 (プリズムはprism) 頂角が九〇度の二等辺三角柱形のプリズム。光学機械で、光線の方向を変えるのに利用される。全反射プリズム。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「直角プリズム」の意味・わかりやすい解説

直角プリズム
ちょっかくプリズム
rectangular prism

頂角が直角になったプリズムで,全反射を利用して光の進行方向を直角に曲げるか,2回反射させて 180度曲げて逆進させるのに使われる。いずれの場合も全反射を利用しているので鏡よりも反射効率がよい。

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百科事典マイペディア 「直角プリズム」の意味・わかりやすい解説

直角プリズム【ちょっかくプリズム】

全反射プリズム

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世界大百科事典(旧版)内の直角プリズムの言及

【プリズム】より

…(2)偏角プリズム 光線束の方向を変えたり,像を正立させるのに用いるもので,全反射を利用する場合が多い。図2に示したのは頂角が90゜の直角プリズムを用いて,1回の全反射を利用して方向を90゜変える場合と2回の反射によって180゜変える場合である。金属鏡に比べ,反射率が高く,表面の汚れを取り除くのが容易である。…

※「直角プリズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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