直説(読み)じきせつ

精選版 日本国語大辞典 「直説」の意味・読み・例文・類語

じき‐せつ ヂキ‥【直説】

〘名〙 仏語
① 直ちに法の内容を説く長行(じょうごう)経文十二部経うち修多羅(しゅたら)
※ロドリゲス日本大文典(1604‐08)「Giquixetno(ヂキセツノ) キャウ」 〔大智度論三三
② 仏が直接説くこと。また、その説いた教え。
私聚百因縁集(1257)五「此疏は彌陀の直説(ヂキセツ)なりと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android