直趣(読み)ヒタオモムキ

デジタル大辞泉 「直趣」の意味・読み・例文・類語

ひた‐おもむき【直趣】

[名・形動ナリ]いちずであること。また、そのさま。
「あまり―におほどかにあてなる人は、世の有様も知らず」〈・若菜下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「直趣」の意味・読み・例文・類語

ひた‐おもむき【直趣】

〘名〙 (形動) (「ひたおもぶき」とも) ひたすらそれに向かうこと。いちずなこと。また、そのさま。
平中(965頃)二五「ひたおもむきにもあるべきかな。よろづに憂きことを、人言ふとも、かうやは」

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