相定める(読み)あいさだめる

精選版 日本国語大辞典 「相定める」の意味・読み・例文・類語

あい‐さだ・めるあひ‥【相定】

  1. 〘 他動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]あひさだ・む 〘 他動詞 マ行下二段活用 〙 ( 「あい」は接頭語 )
  2. 互いに相談して決める。相談し合う。
    1. [初出の実例]「臣下ども御あなすゑにて、やんごとなくてものせらるめるを、あひさだめてともかくもせさせ給ふばかりになん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲下)
  3. ( 「さだめる」の改まった言い方 ) 物事を決める。
    1. [初出の実例]「マイラウニ ai(アイ) sadameta(サダメタ)」(出典:ロドリゲス日本大文典(1604‐08))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android