相者(読み)ソウジャ

デジタル大辞泉 「相者」の意味・読み・例文・類語

そう‐じゃ〔サウ‐〕【相者】

人相見。そうにん。
「―に逢ひ給ひて…と尋ね給ひければ」〈徒然・一四六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「相者」の意味・読み・例文・類語

そう‐しゃサウ‥【相者】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人相をみる人。そうにん。
    1. [初出の実例]「相者に逢ひ給ひて」(出典:徒然草(1331頃)一四六)
    2. 「相者が相して三公にはえなられまいと云たがあうたぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)六)
  3. てびきとなる人。案内者
    1. [初出の実例]「後に瞽者の羅馬(ローマ)に遊ばんと欲するもの、相者(〈注〉テビキ)と為ることを得て、その宿志を達し」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「相者」の読み・字形・画数・意味

【相者】しようしや

介ぞえ。

字通「相」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android