省庁間調整(読み)しょうちょうかんちょうせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「省庁間調整」の意味・わかりやすい解説

省庁間調整
しょうちょうかんちょうせい

省庁間にまたがる政策問題やその所管などの扱いについて調整すること。国際化情報化技術革新など時代変化とともに,従来システムでは扱いが困難な問題が増えてきている。そこで問題の所管をめぐる調整が必要とされ,省庁間折衝と妥協が図られる。ただし省庁間で調整がつかないと,内閣による総合調整や政府与党による調整がなされることになる。「党高政低」の一つ論拠となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android