真仏(2)(読み)しんぶつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「真仏(2)」の解説

真仏(2) しんぶつ

1209-1258 鎌倉時代の僧。
承元(じょうげん)3年2月10日生まれ。浄土真宗武士の出身といわれ,関東教化(きょうけ)中の親鸞(しんらん)に入門。親鸞の跡をついで下野(しもつけ)(栃木県)高田専修寺の住職となる。下野で高田門徒,三河(愛知県)で和田門徒とよばれる門流を形成した。正嘉(しょうか)2年3月8日死去。50歳。下野出身。俗名は椎尾弥三郎春時。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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