真儒(読み)しんじゅ

精選版 日本国語大辞典 「真儒」の意味・読み・例文・類語

しん‐じゅ【真儒】

  1. 〘 名詞 〙 まことの儒者。俗儒に対していう。
    1. [初出の実例]「憂国の学問をつとめたる真儒(シンジュ)を、近習にめしつかはれ候へかし」(出典:信長記(1622)一上)
    2. [その他の文献]〔揚子法言‐寡見〕

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普及版 字通 「真儒」の読み・字形・画数・意味

【真儒】しんじゆ

まことの儒者。〔宋史、道学一、程伝〕沒して、人の行はれず。孟軻死して、人の學傳はらず。行はれざれば、百世善治無く、學傳はらずんば、千載眞儒無し。~眞儒無くんば、則ち貿貿焉(ぼうぼうえん)として、~人欲肆(ほしいまま)にして天理滅す。

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