真成寺町(読み)しんじようじまち

日本歴史地名大系 「真成寺町」の解説

真成寺町
しんじようじまち

[現在地名]魚津市真成寺町・双葉町ふたばちよう

南北に走る北陸街道の両側町で、通り町八町の一つ。北陸街道は当町北端の神明しんめい橋で神明川を越えて神明町に続き、南端では西に折れてあら町に続くが、直進すると馬出うまいで町東端に突き当る。町名は街道東側にある日蓮宗真成寺に由来する。天明五年(一七八五)魚津町惣絵図に「真成寺町壱丁四拾九間」とみえ、真成寺の北には曹洞宗常泉じようせん寺が描かれる。有力者が多く、魚津町方の万雑を六分負担する(魚津町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android