眼窩・眼窠(読み)がんか

精選版 日本国語大辞典 「眼窩・眼窠」の意味・読み・例文・類語

がん‐か ‥クヮ【眼窩・眼窠】

〘名〙 (「窩」は正しくは「わ」で、くぼみ、穴の意) 顔の上方鼻根両側にあるくぼみ。眼球眼筋涙腺などの脈管神経を納めているあな。がんわ。
其面影(1906)〈二葉亭四迷〉七四「ゲッソリ陥込(くえこ)んだ眼窩(ガンクヮ)の底に〈略〉眼球が曇(どんよ)りと濁った光を含(も)って」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android