着具(読み)きそなう

精選版 日本国語大辞典 「着具」の意味・読み・例文・類語

き‐そな・う ‥そなふ【着具】

〘他ハ四〙 十分に整え着る。
古事記(712)下・歌謡「獣(しし)待つと 呉床(あぐら)にいまし しろたへの 袖岐蘇那布(キソナフ) 手胼(たこむら)に 虻(あむ)掻きつき」

ちゃく‐ぐ【着具】

〘名〙 用具を身につけること。特に、武装すること。
※単騎要略被甲弁(1729)五「俗間六具と称す品おほし。まづ大将の六具は甲冑直垂太刀・白旄・策・団扇〈略〉猶異説あれども畢竟は着具全備の言なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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