着茣蓙(読み)キゴザ

デジタル大辞泉 「着茣蓙」の意味・読み・例文・類語

き‐ござ【着××蓙】

夏に、旅行者や登山者などが、日光雨露を防ぐために身につけて用いたござ 夏》「粟の草取るや―に風もなく/温亭

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精選版 日本国語大辞典 「着茣蓙」の意味・読み・例文・類語

き‐ござ【着茣蓙】

  1. 〘 名詞 〙 かつて、旅行者、登山者などが、日光、雨露を防ぐために身にまとった茣蓙(ござ)。《 季語・夏 》

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世界大百科事典(旧版)内の着茣蓙の言及

【ござ(茣蓙∥御座)】より

…茣蓙の主産地は広島,岡山,熊本,福岡などである。茣蓙を用いた民具に着(き)茣蓙という日よけの背蓑や,小児の雨具の茣蓙帽子がある。江戸初期まで船に用いた茣蓙帆は,筵製が多かった。…

※「着茣蓙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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