着襲ふ(読み)キソウ

デジタル大辞泉 「着襲ふ」の意味・読み・例文・類語

き‐そ・う〔‐そふ〕【着襲ふ/着装ふ】

[動ハ四]衣服をいく枚も重ねて着る。
布肩衣ぬのかたぎぬありのことごと―・へども寒き夜すらを」〈・八九二〉

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精選版 日本国語大辞典 「着襲ふ」の意味・読み・例文・類語

き‐そ・う‥そふ【着襲・着装】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙 衣服を幾枚も重ねて着る。
    1. [初出の実例]「寒くしあれば 麻衾(あさふすま) 引き被(かがふ)布肩衣 ありのことごと 伎曾倍(キソヘ)ども」(出典:万葉集(8C後)五・八九二)

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