デジタル大辞泉 「督戦」の意味・読み・例文・類語 とく‐せん【督戦】 [名](スル)部下を監督・激励して戦わせること。また、後方にいて前線の軍を監視し、逃亡・投降しようとする兵を攻撃して戦闘を強制すること。「兵を督戦する」「督戦隊」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「督戦」の意味・読み・例文・類語 とく‐せん【督戦】 〘 名詞 〙① 部下を監督激励して戦わせること。[初出の実例]「口頭のみの号令や、擁護物の蔭に隠れての督戦は決して部下の心服を得る所以ではない」(出典:自由と規律(1949)〈池田潔〉その生活)[その他の文献]〔晉書‐何無忌伝〕② 後方にいて、前線の軍を監視すること。[初出の実例]「諸君は比島人を前線に出し、後から督戦しただけではなかったか」(出典:サンホセ野戦病院(1948)〈大岡昇平〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「督戦」の読み・字形・画数・意味 【督戦】とくせん 戦場で軍を督励する。宋・曾〔明州擬辞高麗送遺状〕(高麗は)室に至るにんで、太宗の武、李勣の善將にして、君臣皆東し、身を以て督戰するも其の一をも拔くこと能はず。字通「督」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報