睨回(読み)ねめまわす

精選版 日本国語大辞典 「睨回」の意味・読み・例文・類語

ねめ‐まわ・す ‥まはす【睨回】

〘他サ四〙 まわりをぐるりとにらむ。また、まわりからなめるように見つめる。にらみ回す。
浄瑠璃宇治の姫切(1658)五「とうさいをねめまはし、ざをうっていかりしが」

にらみ‐まわ・す ‥まはす【睨回】

〘他サ五(四)〙 目をいからせて周囲を見回す。にらめまわす。
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「少も臆のけもなく四方にらみまはして渡けり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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