瞽叟(読み)こそう

精選版 日本国語大辞典 「瞽叟」の意味・読み・例文・類語

こ‐そう【瞽叟・瞽

[1] 〘名〙 盲目の老人
[2] 中国の舜帝の父の名。愚かで道理にくらかったところから名づけられたという。〔墨子‐非儒下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の瞽叟の言及

【舜】より

…卜辞にみえる舜の字釈は,王国維の《卜辞所見殷先公先王考》にみえ,呉其昌の《続考》で補説されている。舜の父は瞽叟(こそう)で暗黒神。舜の庶弟の象(しよう)と謀って舜を殺そうとするが失敗し,象はのち南方の有鼻の国に封ぜられた。…

※「瞽叟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android