矢面に立つ(読み)やおもてにたつ

精選版 日本国語大辞典 「矢面に立つ」の意味・読み・例文・類語

やおもて【矢面】 に 立(た)

① 敵の矢の飛んで来る正面に立ちはだかる。
※延慶本平家(1309‐10)六本「判官矢面に立て我一人と責戦ければ」
質問非難攻撃などの集中する立場に身をおく。
※生(1908)〈田山花袋〉二「其矢面(ヤオモテ)主人と若い嫁とが立たなければならなかった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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