知れる(読み)シレル

デジタル大辞泉 「知れる」の意味・読み・例文・類語

し・れる【知れる】

[動ラ下一][文]し・る[ラ下二]
他の人の知るところとなる。知られる。「名の―・れた人」「親に―・れては困る」
知ることができる。自然にわかる。判明する。「気心の―・れた人」「行方が―・れない」「あんなことをするなんて、気が―・れない」
大したことではないとわかる。それほどではないと見当がつく。「たかが―・れている」「一人の力なんて―・れたものだ」「集まるとしたって―・れた数だ」
(「しれたこと」の形で)わかりきっていて言うまでもない。「―・れたことよ」「金がないのは―・れたことだ」
(「どんなに…かしれない」などの形で)予想がつかないほど甚だしい、の意を表す。「どんなに心配したか―・れない」「どれほど待ち望んでいるか―・れない」→かも知れない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android