知愚・智愚(読み)ちぐ

精選版 日本国語大辞典 「知愚・智愚」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぐ【知愚・智愚】

〘名〙 かしこいことと愚かなこと。知者愚者
仮名草子智恵鑑(1660)序「気質の性より論ずる時は智愚の差別ひとしからず」
浮世草子武家義理物語(1688)六「智愚(チグ)のわかちもなく、色道にまどはぬはなかりき」 〔鬼谷子闔〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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