知空(1)(読み)ちくう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「知空(1)」の解説

知空(1) ちくう

1617-1680 江戸時代前期の僧。
元和(げんな)3年生まれ。浄土宗。京都の人。近江(おうみ)(滋賀県)西教寺の良澄,大和(奈良県)法隆寺の了性,同寺観音院の高栄にまなぶ。京都の北に庵をむすび持戒念仏にはげみ,晩年は壬生(みぶ)寺のそばに安養庵をひらいた。延宝8年5月18日死去。64歳。俗姓仲村。字(あざな)は唯称。号は覚雲。著作に「念死念仏集」「諫母草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android