矩計(読み)かなばかり

精選版 日本国語大辞典 「矩計」の意味・読み・例文・類語

かな‐ばかり【矩計】

〘名〙 (「かなはかり」とも)
土地間数(けんすう)をはかる目もりのついたさお。間竿(けんざお)。〔和訓栞(1777‐1862)〕
建物各部の高さを比較して、正しい寸法を定めるために図を引くこと。また、その建築断面図一つ基本となる場所断面を詳細に書いたもの。矩計図

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

リフォーム用語集 「矩計」の解説

矩計

主に建物の主要部分の標準的な高さ関係・工法・納まり・仕様などを示すために、主要部分の軒先を含む屋根から基礎までを詳細に書いた断面詳細図。

出典 リフォーム ホームプロリフォーム用語集について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android