短期消滅時効(読み)タンキショウメツジコウ

デジタル大辞泉 「短期消滅時効」の意味・読み・例文・類語

たんき‐しょうめつじこう〔‐セウメツジカウ〕【短期消滅時効】

債権時効期間通常よりも短い消滅時効総称。平成29年(2017)の民法改正により、令和2年(2020)に廃止された。
[補説]改正前の民法では、消滅時効を原則10年とし、例外として、医師診療報酬は3年、弁護士報酬や労働者の賃金は2年、運送費・宿泊料・飲食料は1年など、職業別に短期消滅時効が設けられていた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android