矯直(読み)ためなおす

精選版 日本国語大辞典 「矯直」の意味・読み・例文・類語

ため‐なお・す ‥なほす【矯直】

〘他サ四〙 本来の正しい状態に曲げる。また、曲がったり悪くなったりしたものを、本来の正しい状態になおす。矯正(きょうせい)する。
太平記(14C後)一七「金磁頭二つ篦撓(のため)に取添て、道々撓直(タメナヲ)し」
出発は遂に訪れず(1962)〈島尾敏雄〉「生にとり残されている事実を矯め直すことはできず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「矯直」の読み・字形・画数・意味

【矯直】きようちよく

直す。

字通「矯」の項目を見る

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