矯飾(読み)キョウショク

デジタル大辞泉 「矯飾」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょく〔ケウ‐〕【矯飾】

[名](スル)うわべをとりつくろい飾ること。「矯飾して言う」
「誇りもなく、―もなく、不平もなく」〈有島生れ出づる悩み

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精選版 日本国語大辞典 「矯飾」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょくケウ‥【矯飾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. うわべをいつわり飾ること。
    1. [初出の実例]「而るに還りて得理(とくり)官符を給ふ。是れ尤も矯飾(ケウショク)せられたり」(出典:将門記承徳三年点(1099))
    2. [その他の文献]〔後漢書‐章帝紀〕
  3. 矯正し修飾すること。なおして立派にすること。〔荀子‐性悪〕

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普及版 字通 「矯飾」の読み・字形・画数・意味

【矯飾】きようしよく

偽り飾る。

字通「矯」の項目を見る

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