石井南橋(読み)いしい なんきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井南橋」の解説

石井南橋 いしい-なんきょう

1831-1887 明治時代の漢詩人。
天保(てんぽう)2年8月2日生まれ。広瀬淡窓にまなぶ。明治5年上京し,成島柳北(なるしま-りゅうほく)の「花月新誌」に狂詩を発表。雑誌,新聞の記者をつとめ,狂詩の個人雑誌「東京竹枝」で世相を描写した。明治20年7月25日死去。57歳。筑後(ちくご)(福岡県)出身。名は隆驤(りゅうじょう)。字(あざな)は子竜。通称は滝治。別号に南橋散史,吟坐居士

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android