石千代・石丈(読み)いしんじょ

精選版 日本国語大辞典 「石千代・石丈」の意味・読み・例文・類語

いしん‐じょ ‥ぢょ【石千代・石丈】

〘名〙
① 石のように堅くて丈夫なこと。また、その人。頑健(がんけん)
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三八「膏肓にすえて給れ烟の山 それから先は石千代(イシンヂョ)になる」
② 石のようにがんこなこと。また、その人。堅物(かたぶつ)
浄瑠璃・山崎与次兵衛寿の門松(1718)上「与次兵衛様には幼なじみの本妻有り。ててご様は、隠れもなひいしんぢょ也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android