石国(読み)セキコク

デジタル大辞泉 「石国」の意味・読み・例文・類語

せき‐こく【石国】

中央アジアの古都タシケント(現在はウズベキスタン首都)の代の中国名。シルダリア上流のオアシスに位置する。

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精選版 日本国語大辞典 「石国」の意味・読み・例文・類語

せき‐こく【石国】

  1. ウズベキスタン共和国の首都タシケントの隋・唐時代の中国名。シル川上流のオアシスに位置し、東西貿易路の要衝として繁栄した。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石国」の意味・わかりやすい解説

石国
せきこく
Shi-guo; Shih-kuo

7~8世紀に中央アジアにあった小国の中国名。イスラム史料でシャーシュ,チャーチュと呼ばれている。現在ウズベキスタンの首都タシケントにあたり,商工業が栄えていた。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「石国」の解説

石国(せきこく)

タシケント

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