石堞(読み)せきちょう

精選版 日本国語大辞典 「石堞」の意味・読み・例文・類語

せき‐ちょう‥テフ【石&JISF1FC;】

  1. 〘 名詞 〙 石でつくった姫垣城壁などの上にめぐらした石造りの低い垣。
    1. [初出の実例]「叫ぶ声が石堞に響を反して、窈然と遠く鳴る木枯の如く」(出典:薤露行(1905)〈夏目漱石〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android