石川[市](読み)いしかわ

百科事典マイペディア 「石川[市]」の意味・わかりやすい解説

石川[市]【いしかわ】

沖縄県沖縄島中部の旧市。金武(きん)湾に臨む中心市街の石川は第2次大戦後難民が集中,1945年特別市制米軍政府・民政府が置かれたが,難民帰郷,政府移転により人口が激減した。米軍施設の石川ビーチは1972年返還され市街地化が進んだ。沖縄県最大の石川ダムによる水田化,サトウキビ・花卉・メロン・茶・パイナップルなどを栽培する。赤崎埋立地には石炭火力発電所が立地し,生コンクリート工場がある。沖縄自動車道が通じる。2005年4月具志川市,中頭郡与那城町,勝連町と合併し市制,うるま市となる。21.12km2。2万2635人(2003)。

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