石川維徳(読み)いしかわ これのり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川維徳」の解説

石川維徳 いしかわ-これのり

1776-1856 江戸時代後期の武士,和算家
安永5年生まれ。信濃(しなの)(長野県)高遠藩士。文化10年同藩代官となる。日本海岸の測量図や領内地図を作成した。星野葛山(かつざん)に和歌書道,矢島敏彦和算,音韻学をまなび,和算などをおしえた。安政3年8月30日死去。81歳。本姓堀内。前姓は竹内。字(あざな)は子温。通称は重左衛門。著作に「窮源算法」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android