石川舜台(読み)いしかわ しゅんたい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川舜台」の解説

石川舜台 いしかわ-しゅんたい

1842-1931 明治時代の僧。
天保(てんぽう)13年10月8日生まれ。真宗大谷派の寺に生まれ,東本願寺の高倉学寮にまなぶ。明治5年大谷光瑩(こうえい)らと欧米視察。帰国後,教団の組織・学制の近代化をすすめ,中国,朝鮮布教につとめた。昭和6年12月31日死去。90歳。加賀(石川県)出身。字(あざな)は敬輔。号は節堂など。著作に「真宗安心(あんじん)論」「大経講話」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「石川舜台」の意味・わかりやすい解説

石川舜台
いしかわしゅんたい

[生]天保13(1842).10. 金沢
[没]1931.12.31.
真宗大谷派の僧。 1878年東本願寺の事務総長となり,教育の刷新,清国,台湾,朝鮮への布教などに努めた。

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