石川藤八(読み)いしかわ とうはち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川藤八」の解説

石川藤八 いしかわ-とうはち

1843-1914 幕末-大正時代の実業家
天保(てんぽう)14年生まれ。尾張(おわり)乙川(おつかわ)村(愛知県半田市)で家業の木綿仲買に従事。明治29年石川木綿織工場を創立。30年豊田佐吉とともに乙川綿布合資を設立し,翌年豊田の発明した力織機(りきしょっき)を日本で最初に始動させた。綿布の品質の高さに三井物産が注目し,力織機は急速に普及した。大正3年死去。72歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android