石川郷(読み)いしかわごう

日本歴史地名大系 「石川郷」の解説

石川郷
いしかわごう

和名抄」所載の郷で、訓を欠く。「大日本地名辞書」は石川町・沢田さわだ村・山橋やまはし(現石川町)であろうとする。源満仲の孫頼遠は源頼義に従って陸奥に下り、その子有光は中通りを与えられ、康平六年(一〇六三)白河郡藤田ふじた郷に住んだという。のち三蘆みよし(現石川町)に移り、石川氏を称し、一族の藤田氏・沢井氏・赤羽氏・大寺氏・竹貫氏に石川地方を分けたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android