石手川上流域(五明・湯山・伊台地区)(読み)いしてがわじようりゆういき(ごみよう・ゆやま・いだいちく)

日本歴史地名大系 の解説

石手川上流域(五明・湯山・伊台地区)
いしてがわじようりゆういき(ごみよう・ゆやま・いだいちく)

北条市越智おち玉川たまがわ町・温泉おんせん重信しげのぶ町と接する。標高一〇〇〇メートル前後の山々の谷あいを西南に流れ下って松山平野に入る石手川の上流域、松山市東北の山地帯。旧風早かざはや・温泉・和気わけ三郡の各一部を含む。江戸時代、松山城下町へ薪炭などの供給地でもあった。

明治二二年(一八八九)の町村制実施により、この地域に風早郡五明村(菅沢・柳谷・梅木・上総・神次郎・城山・小屋・恩地)、温泉郡湯山村(湯山・溝辺)、和気郡伊台村(上伊台・下伊台)ができ(括弧内は旧村)、同三〇年の郡の統廃合三村とも温泉郡に入った。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android