児童文学作家。札幌生まれ。東京高等師範学校卒業。中学校などの教師を経て、大連(中国遼寧(りょうねい)省)で十数年間外地生活を送る。第二次世界大戦後は昭和女子大学教授。1931年(昭和6)千葉省三らの同人誌『童話文学』に参加。39年、日満の少年の友愛をテーマにした家庭小説『咲き出す少年群』を発表して新潮賞を受賞。また『日本に来て』(1941)などを出したが、広く知られるようになったのは『コタンの口笛』(1957)によってである。その後も大学教師生活のかたわら多くの作品を発表し、『バンのみやげ話』(1962)では第1回野間児童文芸賞を受賞するが、いずれの作品もピューリタンとしての人間愛を基調にしている。
[西本鶏介]
『『石森延男児童文学全集』全15巻(1971・学習研究社)』
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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