石竜子(読み)とかげ

精選版 日本国語大辞典 「石竜子」の意味・読み・例文・類語

とかげ【蜥蜴・&JISF97E;&JISF973;・石龍子】

  1. 〘 名詞 〙 有鱗目トカゲ亜目の爬虫類総称カナヘビイグアナカメレオンなど。古くはヤモリの類なども含めていった。また、特にスキンク科スジトカゲ属の一種、ニホントカゲをいう。全長一五~二〇センチメートル。体は細長い円筒状で尾は先端になるにつれて細い。四肢は短く、各五指をもつ。暗緑褐色で、背面淡色の縦線があり、体側に暗褐色の幅広い縦すじが走る。幼時は胴部後半から尾にかけて青緑色を帯び別種のように見える。石垣のすき間や草むらにすみ、昆虫ミミズなどを捕食。尾は切れやすいが、すぐ再生する。各地の草むらなどにすむ。石龍。かがみそ。《 季語・夏 》 〔本草和名(918頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「石竜子」の解説

石竜子 (ニホントカゲ)

学名Eumeces latiscutatus
動物。スキンク科のトカゲ

石竜子 (トカゲ)

動物。トカゲ亜目の爬虫動物の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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